ゴールデンボンバー全曲感想垂れ流し ゴールデンベスト~Brassiere~篇
前回の~Pressure~篇↓
dreamofinsomnia.hatenablog.com
に引き続き、今回は~Brassiere~篇をお送りします。
アルバム「ゴールデンベスト~Brassiere~」感想垂れ流し
「これぞゴールデンボンバーだよな」ってファン以外の人も納得するようなごりっごりに頭おかしい曲(すごく褒めている)しか入ってない。それぞれの曲がそれぞれに頭おかしい。これ聴くと悩みとか世の中の事とかすべてどうでもよくなってくる。さわやかな曲はひとっつも入っていない、むしろすべての曲が陰湿なんだけど、なぜかすべて聴き終わるとこの上なく晴れやかな気持ちになる。
そのような最高のアルバムです。
1.ワンマン不安
「人気無い!動員無い!」とか知らないバンドにいきなり言われたら大爆笑して一瞬で好きになっちゃうな。
一曲目として最高。
そんな自虐的な歌詞を書いていたゴールデンボンバーさんも、今や国民的エアーバンドでチケットも争奪戦。そんな今のゴールデンボンバーがこの曲を歌うの、格別の良さがあるよね。
また、ファンとしてはライブの一曲目という印象が強いのではないでしょうか。
そんな”一曲目”として印象付けられた曲について、個人的に思い出深いのは2017年のファンクラブツアー「MUKASHI NO KINBAKU」の横浜アリーナでのツアーファイナル。
この日”最終曲”だったのが「ワンマン不安」。
……めちゃくちゃ良くないですか…
例えるならば、アニメの長篇の最終回でオープニングの曲がエンディングに流れるような…わかりにくいね… 主人公が最初に覚えた技でラスボスを倒すみたいな…
そんな少年ジャンプ的な胸熱エモーショナリ―王道展開が繰り広げられたわけです。
最高だ…
あと「オレ達の旅はまだまだこれからだ!!」じゃないですけど、ツアーファイナルの最終曲というファンにとっては少し寂しい場面でライブの始まりを感じさせる曲をやってくれたことで、なんだか少し救われたような気がして。そんな意図はないとは思いますがね。まだまだ活動していくよ~と言ってくれているようで、未来…明るいな…と思ってオタクは泣いた。
2.毒グモ女(萌え燃え編)
「真っ赤な糸を吐き出す君だけが愛しくて」
この「真っ赤な糸を吐き出す」ってケチャップで文字を書いているってことか!!と今気づきました。いかに歌詞について考えることをおろそかにしてきたか分かりますね。
この曲と言えば、高速でV系の振りをするという特徴がありますが、
振付みんなで考えてるの、超可愛くないですか。ゴールデンボンバーさん。
改めて考えてみるとめちゃくちゃに可愛いよな。
この曲だとAメロの猫みたいな振付とか、みんなで考えてあれにしようってなったんでしょ?めちゃくちゃかわいいな???あれで良しとしたのヤバい。かわいい。
これを考えてしまうとあらゆる曲で『カワイイ』が脳みそを占領してしまうので、あまり考えてはいけないことなのかもしれないですね。怖いです。
3.元カレ殺ス
ゴールデンボンバー「殺す曲」シリーズ第一弾。
元カレが憎い女の歌、ではなく彼女の元カレが憎い男の歌。
鬼龍院翔さんはどうしてこう、あまり歌われないけれどどの人も共感できるシチュエーションを思いつくことができるのか… いや思いつくも何も実際に鬼龍院さんが経験したのだろうな…と思わせるようなパワーがこの曲にはありますよね。
こんなに「ファ○ク」って連呼する曲メタルコアバンドにも無いんじゃないか?(メタルバンドに詳しくないので適当に言っています)
ライブで数万人で「ファ○ク!ファ○ク!」って叫ぶの最高に負のパワーを感じて脳みそが溶けるほど楽しいね。はやくみんなで言いたいね。
4.ドスケベ
全人類みなドスケベ。LOVE&PEACE。
受験控えてるあの子も病んでるあの子も人類例外なくみーんなドスケベ!ハピネス!
みたいな歌だと捉えているのですが皆さんはどうでしょう。
最近では、はやりのうたつなぎで喜矢武さんが歌っていたことでも話題に…なったのか分かりませんが、ツイ廃の私の中ではタイムラインが世界であり世間であるので話題になりました。
#うたつなぎ@TENBON_MiNE 天才凡人MiNEさんから回ってきた∑(゚Д゚)
— 喜矢武豊(喜屋武豊、キャン豊) (@yutakya_n) 2020年4月20日
ボーカルでないぼくに!笑
しかし僕もベテランミュージシャンだからね。
全部生演奏でやったるぜ!
聞いてください。
ゴールデンボンバーで、「ドスケベ」
次はSHINくんに(@ SHIN_20161224)
もう歌ったみたいだけどまぁいいか笑 pic.twitter.com/Ga1e72albF
7.ホテルラブ
鬼龍院翔がこういう遊んでいる男を描くの珍しいね。
と、思ってたんですけどこれを機によく歌詞見てみたらこの男全然遊び人じゃないな?
「汗ばむ背中 シャツが張り付く」「夢にまで見た」って完全にめちゃくちゃ純粋ボーイなのでは… 今まで私は何を聴いてきたんだ…
とどめに「あの日、出会ったあの夜にもう 心から、君を見つめてた」…
いや、わたし、何を聴いていた…?
そして私はこのストーリーをいまいち掴みきれてないこともわかった。
てっきりバンドマンとその繋がりの話だと思い込んでいたのですが、そうなると上記のような純粋ボーイ設定が崩れ去っちゃいますよね。えー!わかんね!
しかもこれ一人称が僕なので男の気持ちを描いたものだと思ってたってかそうだと思うんですけど、2番サビで「ああこのまま、抱かれながら」とか言ってて、え!わけわっかんね!となった。わかんねえよ…女の子の方が主導権握っているから精神的に抱かれたのか…?それとも男と男の話だったのか…?とかいろいろ想像は膨らみました…
分かる人がいたら教えてください…
8.かっこいいな英語って
flowerという英単語をここまでダサく歌詞に組み込める人いるか??天才
「Helo Ken
Helo Kumi
Helo Tom」
(原文ママ)です…つら…
サビのすべて英語の部分、ほんっっっっとうに英語が分かってない人にしか書けない歌詞で感動する。ほんの少しでも知識があればこんな歌詞書けないし、こんな風に英単語並べられない… 並大抵の人じゃ書けない… ほんと鬼龍院さん頭おかしい…(本当に褒めている)
曲がめちゃくちゃにかっこいいし鬼龍院翔爆裂に歌がうめえから尚更面白い。
9.告っchao!
『鬼龍院翔の逆ダイ煽りに大興奮してしまう歌』という認識なのですが、間違っていないでしょうか。
10.亀パワー
イントロ出だしでもう死んでしまう。
影山ヒロノブが今にも歌いだしそうだよ…Sparking…
Dragon Ball Z Chala Head Chala Japones completo{HQ}
ゴールデンボンバーのドラゴンボール愛すごいね、さすがGOKU。
この曲の最後、相手のあまりの戦闘能力の高さ故に鬼龍院翔のスカウターが壊れるのですが(?)ライブではこれ客席の方にスカウター向けているんですよね。
つまり、ゴールデンボンバーのパフォーマンスを見る事によって私たちにも亀パワーが宿ったということを表現しているのでは??!と、これを書いている途中に思い付きました。
実際この曲で元気になれるしカメハメ波も打ててるし、亀パワーは確実に我々に宿っている。
11.まさし
この曲を聴いた人全員が「まさしって誰だ?」という疑問を持つことでしょう。
まさしとは誰なのか、我々はその謎を解き明かすべくジャングルの奥地へと向かった…
12.童貞が!
始めの鞭で打たれるようなSE、所々で流れる馬の蹄の音、観衆が盛り上がっているSE、一着、二着を知らせるアナウンスなどから”競馬”を示唆していることが分かります。
なんか関係あるのか?と思い検索してみたところ、競走馬の99%は童貞のまま生涯を終えるとの記事が。(参照:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/10/news006.html)
これが元ネタなのか、単純に童貞卒業は競争なのでそれっぽくしてみた、なのか分かりませんが…
「童貞が!」は、自信のコンプレックスからくる負のエネルギーをそのまま無添加で曲として変換したらこうなりました。ものすごく爆発しました。みたいな曲だと思っているのですが、もしかしたら競走馬は自身が童貞であるという負のエネルギーを秘めているからこそあんなにエネルギッシュに走ることができるのか…?
とかいろいろ思ったけど無いわ。
この曲にそんな深い意味なんて無いんだわ。
GWの昼間から何を考えているんだろう。
人生とは、何だ……
おわる。
次順当に行けば「ゴールデン・アワー~上半期ベスト~」なのですが、ちょっと書きたいことができたのでそれ書く。「ゴールデンボンバーの寄り添いについて」です。