風太郎は四葉を選ぶ“必要”があった
2020年2月に最終回を迎えた大人気漫画『五等分の花嫁』。
4月にはコミックス最終巻も発売され、何度も重版がかかるほどの人気ぶりでした。
わたしもこの作品が大好きで、アニメを半日で一気見し、次の日には気づいたら漫画を全巻購入していました。そのくらい本当に大好きでたまらない作品なのです。
が、
最終巻の展開に…モヤってしまって……な…
いや、正直に言うと「なんで!!!!!なんで四葉やねん!!!!!!一花とか二乃とか三玖とかめちゃがんばっとったやんか!!!!!!!!!なんでや!!!おまえ!!!!!!!!!!!!というか最後に一人を選ばんでもよかったやろが!!!」というモンペ母さんの人格が暴れ出したんですよ。
ちなみに言っておくと私は世界でも希少な風太郎推しのため、五つ子の誰かを贔屓で見ているわけじゃないです。けどやっぱりあの頑張りは!!!なぜ!報われない!!と思わざるを得なかったんですね。それはこの作品が大好きだからこそ、です。
で、ずっとモヤモヤしてたんですけど、ようやく最近になって自分の中で納得のいく答えにたどり着いたのでそれをまとめようかと思った次第。
まず、大前提としてこの『五等分の花嫁』で作者は何を描きたかったのか?というところから考えていきたいと思います。
たくさんありますよね。
風太郎を取り合う恋愛模様、おっぱい、五つ子たちの絆、家族、おっぱい、学力アップに奮闘する様子、おっぱい………
私は「五つ子の個人としての確立」を描きたかったのではないか、と考えます。
この物語って、五つ子が風太郎と接していく中で恋したり、喧嘩したりすることで本当の自分を知り、”五つ子”に縛られているうえでは到底得られないような強さ、自分の気持ちに対しての素直さを得る物語だと思うのです。
この考えでいくと、最後、風太郎が誰か一人を選ばないわけがないんですね。
”五つ子の誰か一人と結婚する”ということは、最大級に五つ子の個人の確立を認める行為です。まさに最終回にふさわしい。
じゃあなんでそれが四葉だったのか?という問題ですが、四葉は風太郎に告白されるまで五つ子に縛られているからです。個人として確立しきっていないからです。
風太郎に告白されたときも、他の姉妹の気持ちを気にして自分の気持ちを言うことができません。それは、前の学校の事が原因であったり、今まで他の姉妹の風太郎への頑張りを見てきたからです。でも風太郎に告白されてからは、他の姉妹の働きかけもあって、やっと自分の言葉で自分の気持ちをぶつけることができるようになります。
この物語を、このテーマを完結させるにあたって風太郎は四葉ひとりを選ぶ”必要”があったということです。
だからまあ、風太郎そんなに四葉のこと好きなん?なんでなん?そんな描写あんまなかったやん?みたいな気持ちはまだあるが、物語的にそうならざるを得んわな、と納得したわけです。五つ子の成長物語としてみればこんなにもスッキリした終わり方はねえぞと思ったわけです。
ただ、私の中の五つ子モンペ母さんの人格はまだお小言を言っていますがね。
アニメ二期もありますし、今一度この観点から漫画を読み返してみても面白いかもしれません。私がブログで言った観点のほかにも五つ子の入れ替わりに関する考察だったりとかもちょ~~~~おもしろいから!やりながら読むともっと楽しい!
あと、アニメ二期でもいかに画角におっぱいを映すかに生命をすり減らしているスタッフの活躍が見られるかと思うと興奮しますね。
楽しみ~~~~~~~~~~~!!!!
ゴールデンボンバーの『寄り添い』
私がゴールデンボンバーのファンをやっていて一番思うことは、「こんなにも私たちに寄り添ってくれるバンドはいないだろう」ということ。
最近だと、延期されたライブが開催される予定だった日に、その開催地についての思い出をメンバー全員で話す動画を上げてくれたり、週一でニコ生配信をしてくれたり、さらには安眠を促してくれるような動画を上げてくれたりと、その寄り添いは我々の生活にまで及んでいます。
そんなユニークな行動による寄り添いが目立ちがちですが、ゴールデンボンバーがファンに、世間に寄り添っていることを証明する一番のものは、その”楽曲”です。
具体的な例を挙げると、2018年にリリースされたアルバム「キラーチューンしかねえよ」に収録された「ドンマイ」が分かりやすいのではないでしょうか。
私はこのアルバム「キラーチューンしかねえよ」の頃から鬼龍院翔は『寄り添うこと』について意識し始め、この「ドンマイ」という楽曲がうまれたと思っていました。ですが、昔の曲を聴き返すうちに鬼龍院翔はずっと昔から『寄り添い』をしてくれていると気付きました。
私はこの「ドンマイ」という楽曲は、鬼龍院翔のアーティストとしての軸、魂となる『寄り添い』の部分をそのまま言葉にし、曲にしたものだと考えます。
「僕も同じだよ」
「今日君も泣いていたの?」
「僕もそう思うよ」
「生きてゆく日々の中で 必ず訪れる
理不尽な悪意に触れて 心痛むとき
包み込むような歌があれば」
また、2014年にリリースされた「101回目の呪い」もこの類の曲だと考えます。
特にサビ部分の歌詞が分かりやすいです。
「生きられぬ弱さは僕に頼ればいい
いつまでも耳元で歌うよ
まるで「呪い」でいい
君の僕でいい
降り注ぐその痛み 身代われ」
「君の僕」の箇所でしもべを”僕”と表現したのは、意味通り雑用に扱われるもの、日常で消費される曲、みたいなことを表すのと、英語でいう”I”の意味で捉えて君(you)=僕(I)ということを表したかったからではないか、と推測します。「身代われ」という歌詞からも君(you)=僕(I)の関係を想像することができます。
君が日々の生活の中で痛みを感じることがあれば、僕の痛みをのせた曲を聴くことで少しでも傷を癒してほしい。君の痛みが僕の痛みに共感することで、君の痛みを晴らしてほしい。(これが「身代わり」ですね)そういうふうに僕の曲を使ってくれたら…というメッセージを歌った、ある種鬼龍院さんの決意のような曲だと捉えました。それは今までも、そしてこれからもぶれることが無いくらいに強いものだと感じます。
このように考えると、「101回目の呪い」から分かることはやはり、『寄り添い』が鬼龍院翔の楽曲において大きな軸になっているということです。
ゴールデンボンバーの曲は、冴えない自分や失恋、殺意、妬み、嫉みなど大半は誰もが日常で感じうること、経験しうることをうたったものです。(例外はたくさんありますが…)
「ドンマイ」や「101回目の呪い」の様に直接的に言葉にはしませんが、自身が感じたこと、経験したことを通してずっと「僕も同じだよ」「その痛み 身代われ」と歌ってきてくれていたのだ。今も昔も変わらず、ずっと寄り添ってくれていたのだと思うのです。
ゴールデンボンバーは人を引っ張るでもなく、後ろから押すでもなく、ただ横にいてくれるアーティストなのだと思います。
曲を経由して一緒に悲しんだり、ライブで一緒に楽しんだり。
そういうことをこれからもしたいと願うし、願いはきっと叶います。
それは彼らがゴールデンボンバーだからです。
ああ…ゴールデンボンバー、一生居てくれ…と思わずにはいられない…
どう考えても愛してしまう…
ありがとう…
という気持ちが溢れてきたのでいきなりこんな記事を書きました。
言いたいことは以上です…
読んでいただきありがとうございました。
次こそは上半期ベストを書きます。
上半期下半期、大好きなので楽しみです。
ゴールデンボンバー全曲感想垂れ流し ゴールデンベスト~Brassiere~篇
前回の~Pressure~篇↓
dreamofinsomnia.hatenablog.com
に引き続き、今回は~Brassiere~篇をお送りします。
アルバム「ゴールデンベスト~Brassiere~」感想垂れ流し
「これぞゴールデンボンバーだよな」ってファン以外の人も納得するようなごりっごりに頭おかしい曲(すごく褒めている)しか入ってない。それぞれの曲がそれぞれに頭おかしい。これ聴くと悩みとか世の中の事とかすべてどうでもよくなってくる。さわやかな曲はひとっつも入っていない、むしろすべての曲が陰湿なんだけど、なぜかすべて聴き終わるとこの上なく晴れやかな気持ちになる。
そのような最高のアルバムです。
1.ワンマン不安
「人気無い!動員無い!」とか知らないバンドにいきなり言われたら大爆笑して一瞬で好きになっちゃうな。
一曲目として最高。
そんな自虐的な歌詞を書いていたゴールデンボンバーさんも、今や国民的エアーバンドでチケットも争奪戦。そんな今のゴールデンボンバーがこの曲を歌うの、格別の良さがあるよね。
また、ファンとしてはライブの一曲目という印象が強いのではないでしょうか。
そんな”一曲目”として印象付けられた曲について、個人的に思い出深いのは2017年のファンクラブツアー「MUKASHI NO KINBAKU」の横浜アリーナでのツアーファイナル。
この日”最終曲”だったのが「ワンマン不安」。
……めちゃくちゃ良くないですか…
例えるならば、アニメの長篇の最終回でオープニングの曲がエンディングに流れるような…わかりにくいね… 主人公が最初に覚えた技でラスボスを倒すみたいな…
そんな少年ジャンプ的な胸熱エモーショナリ―王道展開が繰り広げられたわけです。
最高だ…
あと「オレ達の旅はまだまだこれからだ!!」じゃないですけど、ツアーファイナルの最終曲というファンにとっては少し寂しい場面でライブの始まりを感じさせる曲をやってくれたことで、なんだか少し救われたような気がして。そんな意図はないとは思いますがね。まだまだ活動していくよ~と言ってくれているようで、未来…明るいな…と思ってオタクは泣いた。
2.毒グモ女(萌え燃え編)
「真っ赤な糸を吐き出す君だけが愛しくて」
この「真っ赤な糸を吐き出す」ってケチャップで文字を書いているってことか!!と今気づきました。いかに歌詞について考えることをおろそかにしてきたか分かりますね。
この曲と言えば、高速でV系の振りをするという特徴がありますが、
振付みんなで考えてるの、超可愛くないですか。ゴールデンボンバーさん。
改めて考えてみるとめちゃくちゃに可愛いよな。
この曲だとAメロの猫みたいな振付とか、みんなで考えてあれにしようってなったんでしょ?めちゃくちゃかわいいな???あれで良しとしたのヤバい。かわいい。
これを考えてしまうとあらゆる曲で『カワイイ』が脳みそを占領してしまうので、あまり考えてはいけないことなのかもしれないですね。怖いです。
3.元カレ殺ス
ゴールデンボンバー「殺す曲」シリーズ第一弾。
元カレが憎い女の歌、ではなく彼女の元カレが憎い男の歌。
鬼龍院翔さんはどうしてこう、あまり歌われないけれどどの人も共感できるシチュエーションを思いつくことができるのか… いや思いつくも何も実際に鬼龍院さんが経験したのだろうな…と思わせるようなパワーがこの曲にはありますよね。
こんなに「ファ○ク」って連呼する曲メタルコアバンドにも無いんじゃないか?(メタルバンドに詳しくないので適当に言っています)
ライブで数万人で「ファ○ク!ファ○ク!」って叫ぶの最高に負のパワーを感じて脳みそが溶けるほど楽しいね。はやくみんなで言いたいね。
4.ドスケベ
全人類みなドスケベ。LOVE&PEACE。
受験控えてるあの子も病んでるあの子も人類例外なくみーんなドスケベ!ハピネス!
みたいな歌だと捉えているのですが皆さんはどうでしょう。
最近では、はやりのうたつなぎで喜矢武さんが歌っていたことでも話題に…なったのか分かりませんが、ツイ廃の私の中ではタイムラインが世界であり世間であるので話題になりました。
#うたつなぎ@TENBON_MiNE 天才凡人MiNEさんから回ってきた∑(゚Д゚)
— 喜矢武豊(喜屋武豊、キャン豊) (@yutakya_n) 2020年4月20日
ボーカルでないぼくに!笑
しかし僕もベテランミュージシャンだからね。
全部生演奏でやったるぜ!
聞いてください。
ゴールデンボンバーで、「ドスケベ」
次はSHINくんに(@ SHIN_20161224)
もう歌ったみたいだけどまぁいいか笑 pic.twitter.com/Ga1e72albF
7.ホテルラブ
鬼龍院翔がこういう遊んでいる男を描くの珍しいね。
と、思ってたんですけどこれを機によく歌詞見てみたらこの男全然遊び人じゃないな?
「汗ばむ背中 シャツが張り付く」「夢にまで見た」って完全にめちゃくちゃ純粋ボーイなのでは… 今まで私は何を聴いてきたんだ…
とどめに「あの日、出会ったあの夜にもう 心から、君を見つめてた」…
いや、わたし、何を聴いていた…?
そして私はこのストーリーをいまいち掴みきれてないこともわかった。
てっきりバンドマンとその繋がりの話だと思い込んでいたのですが、そうなると上記のような純粋ボーイ設定が崩れ去っちゃいますよね。えー!わかんね!
しかもこれ一人称が僕なので男の気持ちを描いたものだと思ってたってかそうだと思うんですけど、2番サビで「ああこのまま、抱かれながら」とか言ってて、え!わけわっかんね!となった。わかんねえよ…女の子の方が主導権握っているから精神的に抱かれたのか…?それとも男と男の話だったのか…?とかいろいろ想像は膨らみました…
分かる人がいたら教えてください…
8.かっこいいな英語って
flowerという英単語をここまでダサく歌詞に組み込める人いるか??天才
「Helo Ken
Helo Kumi
Helo Tom」
(原文ママ)です…つら…
サビのすべて英語の部分、ほんっっっっとうに英語が分かってない人にしか書けない歌詞で感動する。ほんの少しでも知識があればこんな歌詞書けないし、こんな風に英単語並べられない… 並大抵の人じゃ書けない… ほんと鬼龍院さん頭おかしい…(本当に褒めている)
曲がめちゃくちゃにかっこいいし鬼龍院翔爆裂に歌がうめえから尚更面白い。
9.告っchao!
『鬼龍院翔の逆ダイ煽りに大興奮してしまう歌』という認識なのですが、間違っていないでしょうか。
10.亀パワー
イントロ出だしでもう死んでしまう。
影山ヒロノブが今にも歌いだしそうだよ…Sparking…
Dragon Ball Z Chala Head Chala Japones completo{HQ}
ゴールデンボンバーのドラゴンボール愛すごいね、さすがGOKU。
この曲の最後、相手のあまりの戦闘能力の高さ故に鬼龍院翔のスカウターが壊れるのですが(?)ライブではこれ客席の方にスカウター向けているんですよね。
つまり、ゴールデンボンバーのパフォーマンスを見る事によって私たちにも亀パワーが宿ったということを表現しているのでは??!と、これを書いている途中に思い付きました。
実際この曲で元気になれるしカメハメ波も打ててるし、亀パワーは確実に我々に宿っている。
11.まさし
この曲を聴いた人全員が「まさしって誰だ?」という疑問を持つことでしょう。
まさしとは誰なのか、我々はその謎を解き明かすべくジャングルの奥地へと向かった…
12.童貞が!
始めの鞭で打たれるようなSE、所々で流れる馬の蹄の音、観衆が盛り上がっているSE、一着、二着を知らせるアナウンスなどから”競馬”を示唆していることが分かります。
なんか関係あるのか?と思い検索してみたところ、競走馬の99%は童貞のまま生涯を終えるとの記事が。(参照:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/10/news006.html)
これが元ネタなのか、単純に童貞卒業は競争なのでそれっぽくしてみた、なのか分かりませんが…
「童貞が!」は、自信のコンプレックスからくる負のエネルギーをそのまま無添加で曲として変換したらこうなりました。ものすごく爆発しました。みたいな曲だと思っているのですが、もしかしたら競走馬は自身が童貞であるという負のエネルギーを秘めているからこそあんなにエネルギッシュに走ることができるのか…?
とかいろいろ思ったけど無いわ。
この曲にそんな深い意味なんて無いんだわ。
GWの昼間から何を考えているんだろう。
人生とは、何だ……
おわる。
次順当に行けば「ゴールデン・アワー~上半期ベスト~」なのですが、ちょっと書きたいことができたのでそれ書く。「ゴールデンボンバーの寄り添いについて」です。
ゴールデンボンバー全曲感想垂れ流し ゴールデンベスト~Pressure~篇
懲りずに2つ目のアルバムの感想書いていきます。
前回のアルバムと被っている曲がありますが、そこは飛ばしていきます~
これからも被り曲は全飛ばしでいきます。
アルバム「ゴールデンベスト~Pressure~」感想垂れ流し
「ゴールデンベスト~Brassiere~」と同時発売されたアルバム。
初のベストアルバムですね。
いや、プレッシャーとブラジャーて
このアルバムを知った当時、アルバムタイトルになにか元ネタがあるのではと思いネットサーフィンしてみるとやはり元ネタがあり大歓喜したオタク。
B'zのベストアルバム「B'z The Best "Pleasure"」「B'z The Best "Treasure"」が元ネタ。
もう超おもしろい。最高。ゴールデンボンバーのパロディには一定のリスペクトが垣間見えるからスカッと笑える。
パロディというと、この「ゴールデンベスト~Pressure~」の収録曲にはいくつか(いくつも?)『○○っぽい曲』がありますね。わーい!だいすき!
いつか音源化していない『○○っぽい曲』についても語りたいです。(アトヌ、北島三郎の祭っぽい曲、アルマゲドンっぽい曲とか…)
そんな『○○っぽい曲』達も含め、「ゴールデンベスト~Pressure~」は「~Brassiere~」に比べると割としっとりめな曲も入っている印象。(「~Brassiere~」がゴリゴリ過ぎるだけの様にも思えるが…)今やライブになくてはならない名曲もたくさん収録されています。
1.抱きしめてシュヴァルツ
こんにちは。「シュバルツ」なのか「シュヴァルツ」なのか分からず必死で調べた者です。こんにちは。
ライブの3曲目だァ~!
ライブの印象がものすごい曲。歌いだしの前に鬼龍院さんが「ご一緒に~!」っていってるの聞こえてくるもんね。ギターソロで喜矢武さんがスイカ食べてるの思い浮かぶもんね。
と、このように普段はライブパフォーマンスに気を取られてしまう。
しかし、この曲めっちゃ歌詞よくね?????
いや、良いんです。
「抱きしめて離さないで 慰めて隅々まで
何も言わず
壊れそうなこの心は
こぼれそうなこの想いを積み上げる」
文字数や音も丁寧で素敵。洗練された、隙の無い歌詞。
純度高めな楽曲。
ゆうてもライブ行ったらそんなの考えることはなく「ウア~~~たのし~~~~~(脳死)」となるのですがね。
2.女々しくて
言わずと知れたヒットチューン。楽曲についてはもう散々いろんな人がいろんな場所でその素晴らしさを語っていると思うので割愛。
ここからは超個人的、女々しくてのライブパフォーマンスで好きなところ大発表会をはじめていきます~~!!
・2番のBメロではじまる自由振付時間
女々しくてのBメロって、歌広場さんから順番に一人ずつ振付をしていくタイムじゃないですか。1番では決まった振付だけど、2番は特に決まってないんですよね。だから2番では、歌広場さんが何かやったらそれを後の人が真似ていくスタイルなのだが…
可愛いんだ…これが…
みんなでバスケしたりサッカーしたりDA PUNP踊ったりするんだ…
可愛いよね…
淳くんからはじまるのもかわいい… お兄ちゃんズ付き合ってあげていてかわいい…
かわいい~~~~!(終)
・意外とハートを飛ばせる場面が多い
やっぱ推しにはハート飛ばしたいやん。そういうことです。
1番Bメロで飛びながらハート飛ばしているときに自分の生を感じるよね。
一番V系から離れていると思われる曲で意外とハート飛ばせる。
ふと思ったんですが、研二さんのファンはいつハートを飛ばしているのでしょう。飛ばすタイミング掴みづらいよな?今まで考えたことなかった…
・ポンポンをもって踊る事
当たり前を今一度見直してみるとその価値に気付くのだ。
とってもとってもかわいい。ハピネス。プレシャス。
女々しくて、良い曲だ
3.Sick Lady たぶん…
またの名を「ケツ出せ○乱女」(改定前タイトル)… タイトル変えて良かったね(^-^)
メンヘラ女子に恋してしまった男の子の恋愛模様が綴られております。
これまた歌詞が大天才なんだ。
「性欲で僕と手を繋ごう」
天才~~~~!!!
手を繋ぐことの原動力が性欲であることは少なくないのかもしれないが、それをここまで明示しそしてここまで気持ち悪く書けるひとは他にいるだろうか…いやいないだろう。
極めつけはこの歌詞
す〃ッ├前ヵゝら君ノ事
可愛レヽ可愛レヽ 思ッτT=け'⊂〃
2000年代の波動を感じて蒸発してしまうわ
手書きで何か書く時もわざわざギャル文字をがんばって書いていたよね…
それで手紙交換とかしたよね…
2番のサビ部分から最後までこの表記方法なんですが、それによってなんでしょう、この曲の狂気が一段階グレードアップされていて最高なんですよね。
ライブでやって楽しい曲でもあります!逆ダイ、折り畳み、ヘドバン、手バンなどV系特有の振り盛りだくさん。しかも楽曲にしっくりくる振付なのでやっててたのしい。ライブだと折り畳みタイム伸びるのめちゃくちゃテンション上がりません??
でも残念ながらライブのセトリに入ってくることが少ないレア曲なので、ダブルアンコールで来た時の高まり様は半端じゃない。ダブルアンコガチャSSR。
4.ごめんね、愛してる
これなんで剃り夏のアルバムに入ってないんだ??
こんなに恋愛ドラマにぴったりの曲ないよ!
と、思ってしまうのは歌詞のおかげなのかPVのせいなのか演劇でよく歌われるからかは定かではございませんが。
PVだけ”せい”と言っていることから想像できるかと思いますが、例に漏れず激ヤバPVでございます。カオスの度が過ぎると笑うポイントが分からなくなりますね。PVすべてがツッコミポイントです。公式でPV上がってなくて泣いた。
ホテル雷門は改装されてしまった様ですね…
「最後は二人 背を向けて
赤い目 涙 冷たくて」
美しい歌詞だ~~~~~!!
5.TSUNAMIのジョニー
「あの宇宙飛行士津波のせいで遭難したんかワレ!何回部品集めさすねん!」と思った方は自粛生活、もとい島生活楽しんでいるようで何よりです。
ここからはパクリ曲名だたるアーティストをリスペクトして制作された楽曲が続きます。「TSUNAMIのジョニー」はタイトルからも分かる通りサザンをリスペクトした曲です。
すげー微妙なラインのモノマネを披露なさってます。
なんか飛びぬけて下手でもないし上手くもない…
けど嫌いじゃない…
「茅ヶ崎」「江ノ島」「渚」など、サザンあるあるなキーフレーズを軽率に潔く使っていてわかりやすく笑ってしまいます。パッと聞いただけで「サザンだー!」ってなってもらわないと意味ないですもんね!
本人からは怒られないけど誰もに元ネタが伝わる。
そのあたりのライン引き、昔から上手かったんだな…
6.ultra PHANTOM
こちらもタイトルから分かる通りB'zリスペクト曲。
久々に元ネタの曲と聴き比べてみたんですが
もう、出だしから素晴らしいパクリ方でいらっしゃる!!!最高!こんなんやられたらそりゃ気になっちゃうよこのバンド。
途中の英語コーラスは全てB'zの曲名という愛に溢れた遊び心。そりゃみんなから愛されるわゴールデンボンバー。
7.Tomorrow never world
ミスチルリスペクト曲。
なんですが、私が無知なばかりにイントロ部分が少し「Tomorrow never knows」っぽいなぁ~ということしか分からないんですよね。ミスチルにお詳しい方、「Tomorrow never world」のことなら任せてくれという方がいらっしゃれば是非教えてください。
だから普通に歌詞がめちゃくちゃ良いゴールデンボンバーの曲という認識で聴いちゃってます。
「夢を見た君との将来も
手に入れたかった贅沢も
時の速さが変わって
どこにもいない永遠なんか
けれど今君とのお手紙も
わずか話すこの時間も
大切に胸に刻んで 残せるだろう」
長々引用しましたが、ここ大好きなんですよね。
夢、将来への希望、愛情、豊かさは永遠ではないけれど、君とわずかでも関われた時間やその証拠となるものは心の中で”永遠”になると。うっ…なんという…
鬼龍院翔の永遠への考え方、諸行無常観については考察したいことが山ほどあるので、それもまた書きたいな。
8.もうバンドマンに恋なんてしない
JR東海。
PVの鬼龍院翔が美しいことで有名な曲です。(私調べ)
喜矢武さんのミトン手袋ギターソロ、最高にロックだぜ…
所々に元ネタのCMのオマージュがあるので、今一度見比べてみると楽しいかもしれないですね~!
【CM 1988-92】JR東海 X'MAS EXPRESS 60秒×5
10.トラウマキャバ嬢
女に翻弄される男を描かせたら鬼龍院翔の右に出るものはいないでしょう。
そこにこれまたお得意のキラキラディスコサウンドが掛け合わさっており、そんなん最高に決まってますやん… とひれ伏すことしかできなくなってしまう…
この曲はライブ定番曲でもありますよね~
喜矢武豊大活躍曲ですねこれ。
まず喜矢武さんの一瞬のギターソロニ拍だけ。
ニ拍で笑いを取る男、喜矢武豊。
強い…誰も勝てないよ…
途中のパラパラもセンターで笑顔で踊っていて可愛さ120%です。勝利。
からのみんなに担ぎ上げられ、祭り上げられ、崇め奉られる喜矢武豊。
この喜矢武さんが担がれる状況はゴールデンボンバーでよく目にしますが、担ぎ上げられるのが”喜矢武さんだ”とメンバーの中で決まっている状況めちゃくちゃかわいくないですかね。同じ身長でも鬼龍院さんじゃなくて喜矢武さんなんですよね。もう彼を愛しいと感じずにはいられなくなってくるな…
あと煽りについて。
喜矢武さん普段あまり煽りをしないじゃないですか。けど「トラウマキャバ嬢」では必ずサビ前に「左手挙げて~!」っていってくるのさあ、、、
めちゃくちゃかわいい。
お気に入りの煽りなんだぁ~っておもって超かわいい。
確かに曲とあっててしっくりくる煽りなんだけど、喜矢武さんそれしかやらないから本当に気に入ってるんだなって思ってカワイイ気持ちが抑えられなくなってしまう。
こねくり回したい。いじらしい。愛しい。
もう喜矢武豊しか勝たん。
おわる。
次は、ゴールデンベスト~Brassiere~篇
ゴールデンボンバー全曲感想垂れ流し 剃り残した夏篇
タイトル通り、ゴールデンボンバーの全曲の感想を垂れ流していきます。
なぜ全曲もやるのかというと暇だから。うん。
とりあえず順番としては、アルバムから古い順でやっていこうと思います。
シングルのみ収録の曲は後でそれだけでまとめた記事作ります。
Spotifyのディスコグラフィーを参考にした順番、曲目にしていきますね。
なので配信されていない名曲たち、今回はサックリ無視していきますのでご了承を。
あと、楽曲自体の感想だけじゃなく、PV、ライブでの演出など他の要素の感想も混ざってくるので、そこも先にお伝えしておきます!
では早速
アルバム「剃り残した夏」感想垂れ流し
えっ??? 金爆最初のアルバムって剃り夏なん??????
さすが狂ってやがる
こんなブログをもしも読む人がいるのならば、それはそれはコアな金爆ファンだと思うので「剃り残した夏」についての説明はもういっか~!
簡単に説明すると、金爆の自主製作ラブロマンス青春映画です。もちろん出演もご本人様なので、男4人の恋愛模様を描いているわけですが…
腐った女の子も手をたたいて大爆笑してしまうくらいのトンチキ展開。
内容は伏せますが、歌広場さんが妊娠します。します。
そんな映画「剃り残した夏」の劇中で使われているゴールデンボンバーの楽曲をまとめたのがこのアルバムなわけです。
1.TAKUROさんの夏
私、ゴールデンボンバーにハマる前まではぜんっぜん音楽というものに興味がなかったんですね。だからまずタイトルで「TAKUROさんって誰だよ」となったんです。本当に無知で申し訳ない。検索してGLAYのギターのお方であると知り、「へー!じゃあGLAYの曲も聴いてみよう~!」といった具合でまた音楽の幅が増え、音楽が好きになっていったのです。
タイトルはネタでつけたのだろうけど、結果こうやって新しい曲を聴く機会を作ってくれたのです。サンキュー金爆。しかもオタクは推しの交友関係とか探るの好きだもんで。
さて曲について話すと、
ん~~~~青春!!!!!!熱い夏の朝チャリ乗りながら聞きたいね!!!
私はチャリを持っていないし、ながら運転は道路交通違反だからやめようね。
「今年は太陽が二つある
かわいい太陽だ」
この歌詞本当に好きなんです。かわいくないですか?!?
もうピュア。真っ白。純粋。青春。
かわいい…
高校生の時、カラオケでこの曲を歌ったときに、歌詞が気持ち悪いと大バッシングを受けたのを思い出しました。確かに全体的に童貞臭漂う仕上がりになっているとは思うけど… かわいくね??????オイ、可愛いと言え
と心の中で友達を脅迫しましたが、その気持ちを抑えて以後カラオケでは歌わないようにしました… 泣くぞ…
2.綺麗になりたくて
フェスでやってほしい曲No.1。
「汚い!汚い!僕は汚い!」って一緒に飛び跳ねていると、負のエネルギーに満ちてくる。ヤケクソですよもう。大好き。
3.愛してると言えなくて
多分この曲を使いたかったから映画を作ったんじゃないかな?というくらいに、劇中歌としてバッチリ合う曲。
ライブの演劇でも、良い~~~タイミングでこの曲がかかるのめちゃくちゃ気持ちいいよね。ワクワクするよね。(ゴールデンボンバーのライブでは、これまた男4人の恋愛模様を描いた演劇が毎回あるのです。狂ってやがる。)
ライブの演出的な話で言うと、Bメロで研二さん以外の三人が順番にお立ち台に上がって決めポーズ(?)するのが大好き。自分がハート飛ばすのも楽しいし、三者三様のポーズがかわいい。特に歌広場淳、君はかわいいな。とても。「あなたが必要で」という歌詞で、指さしの後にでっかいハートを作ります。彼は。なんですか。罪。
4.恋人は韓国人
タイトルだけ見て、「まーたネタ曲来た」と思ったら何この幸せラブソング。
でもそんな中でも”この幸せな時間は永遠に続かないのだろうな”と思わせるのは、さすが鬼龍院翔の曲。なぜなんでしょうね?曲調なのかな?そういう音楽の難しいこと全くわかんねえんだ。だれか教えてください。「恋人は韓国人」の寂しさ、儚さはどこからくるのか。
5.君がいない間に -piano inst
皆さんはゴールデンボンバー全国ツアー2014 キャンハゲの演劇を観たことはありますか。わたしはキャンハゲがもう6年前ということに怯えています。
私としては、この「君がいない間に -piano inst」はキャンハゲの演劇のイメージがとても強いのです。先ほど演劇の話をして「狂ってやがる」とか書きましたが、このツアーの演劇は別の意味で狂っていた。
もう、大感動のシナリオなんです。
先ほども言ったように、この記事を読んでいる人は相当コアなファンしかいないと思うのでわざわざ内容は書きませんが、
もう、鏡音リンなの…??!?
ボカロ全盛時代に思春期だった私はこれしか思い浮かばなかった。
ええ話や…
この演劇に関しては語りたいことがたくさんあるので、また別の記事にします。
そんなこんなで「君がいない間に -piano inst」の話に戻ると、演劇の終盤でこれまたいい~~~~タイミングで流れてくる。いい曲。
6.恋人は教祖様
来ました。鬼龍院翔神様(恋人)盲信崇拝ソング。
大好き…
”僕は何かに強く依存している人の気持ちを書くのが好きなんですよ。”
(出典:https://www.uta-net.com/user/writer/todaysong.html?id=10581)
と、本人も仰っているように、ゴールデンボンバーの楽曲において依存、崇拝、盲信は欠かせない要素です。
イントロから宗教感爆発でたまらん。叫び声のようなコーラスの後にパイプオルガン。堪りません。好き~~~~
宗教というと悪いものだと思い込んでしまいがちですが、ゴールデンボンバーにおいて宗教はそこまで”悪”として扱われず「信仰している本人が幸せならいいんじゃん?」というスタンスのものが多い。オタクとしては救われた気持ちになります。
そして鬼龍院翔の伝家の宝刀”語り”。
もう、モー娘。か??ってぐらい語りが入る。
そして鬼龍院さんの語りはほんっとうにすべて気持ち悪い。凄い。(褒め言葉です)
好き~~~~ 好きだ~~~~~~~
「永久依頼永久礼 哀願 傷手首」
ここ、音が英語っぽく聞こえるようになってるのでしょうか。
意味ではなく音で選んだ感じがするのは私だけか?
もしそうだとしたら、本当に時代先取りマンだな。
7.春が来る前に
ファンになったばかりの頃、この曲が前のドラム天空城団吉さんの卒業ソングだと知り、Youtubeでその卒業ライブの映像を見て大号泣した思い出。
合唱曲にできるよこれは!学生!卒業式で歌って!!
わたしの勘違いだったら非常に恥ずかしいが、「携帯もあるのに」という歌詞の後ろでピコピコした携帯のSEのようなものが入ってるのが好き。ちょっとした音のこだわりとか見つけるの楽しいよね。
8.幸せな歌
ダブルアンコール後の曲としてお馴染み。
幸せな歌を歌いたいけど、幸せ?なにそれ美味しいの?というくらい幸せからは程遠い生活を送っている人の歌。
ゴールデンボンバーの「幸せな歌」というタイトルの曲が、本当に「幸せな歌」なわけがないのだ。だってゴールデンボンバーだもん。
「ゆっくりと流れた季節の中
諦めたものは あの人か 僕の夢か」
鬼龍院翔の歌詞に度々出てくる、”夢をとるのか、幸せをとるのか”というテーマ。
夢が叶うなら不幸でもいい
(出典:http://48.xmbs.jp/kiryuinmirror-53093-d_res.php?n=297222&view=1&page=d2)
過去のブログにも書かれていますが、強く歌詞に表れていますよね。
実際、ゴールデンボンバーの楽曲の主人公は幸せではなく夢を追うことが多いです。多いというかほぼそうなのかな。
苦しいな…
幸せと夢を両方とることはできないのだろうか…
でもそんな甘っちょろい考え方を捨てたからこそ今日のゴールデンボンバーがあって、私もファンをしていると考えるともう体が分裂するぐらい悩んでしまう…
鬼龍院翔に幸せになってほしいし、音楽家として大成もしてほしいんだわたしはそうなんだよおい
音楽家として大成することも一種の幸せだろうけど、鬼龍院さんが歌っている幸せとは仕事と切り離した一人の人間としての個人的な幸せのことだろうと思うのでな…
もうぅぅぅぁぁうぁ つらい
ファンとしては、彼が個人的な幸せもつかみ、音楽も楽しくやっていけている未来がくればよいなと思っています。
暗い話になってしまったけどともかく…
幸せな歌、早くインストバージョン出して?????!?
それに尽きる。
おわり。
次は ザ・ゴールデンベスト~Pressure~篇